ストライダーを経験していない5歳児・女の子が、自転車に乗れるようになるまでの記録

子育てエッセイ
毎日ぱぱ
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6歳と3歳の姉妹のパパで、非認知能力、自己肯定感を育む子育てをすべく、日々奮闘中の毎日ぱぱです。
今回は、ストライダーを経験していない6歳の長女が、自転車に乗れるようになるまでの記録です。

つい先日(2021年9月)、年長児の長女が、自転車に乗れるようになりました。

長女は、最近流行りのストライダーも経験していないし、あまり運動に興味もなさそうなので、時間がかかるかもなーと思っていました。なので、乗れるようになったときは自分ごとのように嬉しかったです。

パパの支えなく自転車を漕ぎ出したときの子どもの後ろ姿、いいものですね。
感動しました。

もはやストライダーを経験せずに自転車にチャレンジする子は少ないかもしれないですが、どなたかの参考になればと思い記録しておきます。

3歳の誕生日に16インチの自転車を買う

お友達が自転車を買ったから、だったでしょうか?3歳の誕生日プレゼントは自転車がいいと長女が言いました。

3歳で自転車はちょっと早いかなと思いながらも、お店(サイクルベースあさひ)で試乗してみると、16インチなら足がつくので乗れそう。

試乗の様子

自転車はまだ早いかなと思っている気持ちが顔に出ていたからか、店員さんに16インチなら長く乗れますよと後押しいただき(記憶曖昧)、また、長女も気に入った自転車を見つけたようだし、それならということで、購入することに。

パパとしてはまずはストライダーがいいんじゃないかなとか思って、長女に勧めてたはずですが、長女が気に入ったものを購入することにしたんだと思います。

もう同じデザインは販売されていないようですが、購入したのはこれに似たもの。

※余談ですが、次女には2歳のクリスマスにストライダーをプレゼントしています。
ストライダーを経験した次女がどのように自転車に乗れるようになるのかも楽しみです。
また記事が書ければと思っています。

ペダルを漕げるようになるも、次第に放置される自転車

自宅に戻ると、意気揚々と購入したばかりのピカピカの自転車にまたがる長女。
ですが、そもそもまずは、ペダルを漕ぐということに苦戦していました。

こうやって漕ぐんだよーなんて、手で補助しながら徐々に徐々にペダルを漕げるようになっていきます。

なぜカゴに積み木

どれくらいの期間、長女が率先して、自転車に乗りたい!と言っていたか、記憶が定かではありませんが、おそらく数ヶ月ほどで、だんだんと長女の遊びの中から自転車の優先順位は下がっていったように思います。

遊びに行くたび、パパが自転車は乗る?と聞かない限り、自転車の存在を忘れているようなそんな状態になっていきました。

5歳になった頃、パパの声がけで再び興味を持つが‥

過去を振り返って驚きましたが、2年も自転車はほぼ放置されていたんですね。

長女が5歳になった頃、なんとなくそろそろ自転車に乗れるようになってもいいんじゃないかな?とパパが思い立ち、補助輪なしで自転車に乗れるように練習してみる?と誘ってみると、「うん」と言いました。

ちなみに補助輪はレンチがあれば簡単に外せました。

子供用自転車の補助輪の外し方とスタンドの付け方 誰でも簡単にできます! | いやまいったね!

いざ、初めて補助輪なしの自転車にまたがる長女。足はつきますが、不安定です。自転車の重さを支えられていない感じでしょうか。

まー、まずは自転車を漕いでみようかってなことで、パパがサドルを支えた状態で、とにかくペダルを漕いでー!って言いました。

この時点で、ペダルを漕いでスピードにのってきさえすれば、サドルを支える力を徐々に弛めていけるような感覚をつかんだと思います。
次のステップは、自転車の重さに慣れることと、二輪で自立するバランス感覚をつかむことだろうなと思いました。

長女の場合、3歳で自転車購入は早かったかなと思いますが、補助輪つきの自転車で“ペダルを漕いで進む感覚”を身につけていたのは、アドバンテージだったかなと思います。

「いい感じ!いい感じ!」なんて、パパは長女の気持ちを盛り上げようとしますが、何回か乗ったぐらいで「もうテントであそぶー!」となりました。

あれ?

友達が乗れるようになったことを知り、ついにその気に!

その後およそ1年、また自転車を放置することになりましたが、ついに6歳になった長女から「自転車に乗れるようになりたい」と言われました。

友達が自転車に乗れるようになったことを知ったのが一つのきっかけになったんだと思いますが、ついにこの時がきたかーと、娘同様パパのやる気に火がつきました。

自転車練習DAY1 パパ判断ミス。長女、自転車を押して進む

まずは、最寄りの公園を目指しがてら自転車の練習をしようってことで出発しますが、パパ一人で、自転車に乗れない長女6歳と、ストライダーにまたがる次女2歳(次女には2歳の誕生日にストライダーをプレゼント)を見ることが、大変なことだという想像がついてませんでした。

時折、車が通る道で、ストライダーにまたがる次女を見ながら、長女の自転車練習に付き合うのは怖い。パパ判断ミス。

結果、長女には「ストライダーのように足で地面を蹴りながら進む感覚を身につけなー」などと言って、公園へ向かうことに。
でもペダルがついているので、ストライダーのようにして進むのは大変な様子。
結局、長女は、すごーく困った顔で、自転車を降りて、まだずっしりと重たく感じる自転車を押して進みはじめました。

自転車を押すことにも慣れていない長女は、「あぁ!」と言っては自転車を倒し、頑張って起き上がらせます。

その時の写真じゃないですがイメージとして

そんなことを繰り返しながら、普通に歩けば5分ほどで到着する公園まで、30分をかけて進みました。

自転車が倒れるたびに「大丈夫?」と声はかけますが、これをいい機会に自転車の重さに慣れて欲しい思いと、いつもパパがすぐ手助けしてしまいがちなので、自分自身で頑張って欲しい気持ちとで、私からすると心を鬼にして手を貸さないようにしました。

公園から帰るときも同様に。途中で嫌になって泣き出してしまうかな、とも思いましたが、また長女が自転車を倒したとき、次女が「◯◯(長女)、だいじょうぶ!?」ってストライダーを投げ出して、長女に駆け寄っていきました。

長女がこの日初めてと言っていい笑顔になり「大丈夫だよ!ていうか◯◯(次女)のストライダー倒れてるじゃん!」って言いました。

姉妹愛のおかげで、パパは一度も手を貸すことなく、長女は自転車を押して自宅と公園を往復することができました。

自宅に到着してから長女を「よくあの重い自転車を一人で押して往復できたね!すごいね!」って褒めました。
で、もう嫌になっちゃったかなと心配しましたが「今日は付きっきりで練習できなかったけど、明日は2人で練習して乗れるようになろうか?」と言うと、長女は「うん」と言ってくれました。

自転車に乗りたいっていう気持ちと、諦めない粘り強さを感じ、感激。
たぶん今までだったら、もうやらない!って言ってたんじゃないかなぁ。

自転車練習DAY2 長女、自転車に乗る!

お約束通りマンツーマンの練習。
私が考えた長女が乗れるようになるまでのスリーステップ!笑

1.下り坂を利用して、二輪でバランスをとって乗る感覚をつかむ。ペダルは無視。
2.下り坂で両足を離せるようになってきたら、サドルを支えてペダルをこぐ練習。
3.スピードが出てきたら、サドルを支える手を離す。手を離す時間を徐々に伸ばす。

なんとこの通り進めることができ、2〜3時間の練習で、この日は5〜10秒くらい?自力で自転車に乗れるようになりました!

パパの失態を無理くり正当化するようですが、昨日、自分で自転車を倒しては起き上がらせ、自転車を押して歩く経験をしたことは、自転車の重さや、バランスを知る上でいい経験だったかもしれないです。

初めて乗れた時の笑顔は忘れません。

ここからは毎週自転車に乗りたいと言うようになりどんどん走れる距離が伸びていきました。

<追記>

7歳になった長女は、誕生日に20インチの自転車を購入しました。

3歳の誕生日で選んだ自転車はピンク色だったけど、7歳になる長女が選んだ自転車はアイボリー。
カゴをつけるとカッコ悪いからと、カゴもつけないシンプルな形で乗るという。

なんだか大人になったなぁ。

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長女が選んだ自転車はこちらです。

毎日ぱぱ

7歳と4歳の姉妹のパパ。

認知能力に対する、非認知能力(non-cognitive skills)を育む子育てとは?
子どもたちとの日常の関わりの中にこそ、その本質が隠れているのではないかと、2021.10〜子育てのリアルをインスタ・noteに毎日投稿中。

常識を疑いつつ迷走しながら、私も子どもたちと共に成長したいと思っています。
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